さて今日は「タスク形式で外注化計画シリーズ」最終回。
タスク形式の発注では、
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- 外注さんとの契約がスムーズにいく
- 商品選定のヒントにもなる
- 実際に商品を使った人の「生の言葉」を取り入れられるので記事の質が上がる
…と、一石三鳥の活用法を見つけたよ♪
ということで、これまでに
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- 外注さんとの契約がスムーズにいく
- 商品選定のヒントにもなる
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という部分についてお伝えしています。
↓バックナンバーはこちらです♪
タスク形式で外注化計画その1〜タスク形式案件で外注さんスカウト!
タスク形式で外注化計画その2〜集計結果を商品選定のヒントに!
今日は、一石三鳥の三鳥め、
実際に商品を使った人の「生の言葉」を取り入れられるので記事の質が上がる
ということについてお話しします。
記事に取り入れる口コミの探し方
タスク形式で発注したもともとの目的は、
- 丁寧に回答してくださり、
- かつ文章のうまいワーカーさん
を見つけ出して、記事作成の外注さんとしてスカウトすることでした。
それで、文章の良し悪しを見るために、商品を選んだ理由やメリットデメリットなどを記述形式で回答していただきました。
その回答を見ていると、
「実際に使った人の声って説得力あるなぁ。」
「これって貴重な口コミなんじゃない?」
「この声を記事に活かせるのでは…?」
というふうに思えてきたんです。
ところで、
ブログで口コミ記事を書くときって、いろんなサイトから購入者さんのレビューを引用しますよね。
どのレビュー(口コミ)を引用するか探すときに、私が気をつけていることがあります。
それは、
- 実際に使っている場面が描かれているもの
- 「感情」「感覚」がこめられているもの
- 他製品との比較が書いてあるもの
を見つけることです。
今回タスク形式で集まった70件の回答の中にも、これらの条件に当てはまる声がたくさんありました。
それで、せっかくだったらそういう声も、普段のブログ記事に取り入れることができるんじゃないかと思ったんです。
今回タスク形式で集まった回答を使うのは、口コミ記事に引用するためではありません。
商品紹介記事の本文中に取り入れて、文章に説得力や厚みを持たせることが目的です。
実際に使っている場面が描かれているもの
口コミ・言葉を探すときに注目すること
1つめは
「実際に使っている場面が描かれているもの」
集まった回答の中には、実際に使っている人ならではのリアルな言葉がたくさん並んでいました。
いくつか引用しますね。
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石油ストーブを買ってよかったこと
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「停電になった時に、
他の暖房器具が使えなくなったので
その時に助かった」
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こたつを選んだ理由
——————————
「リビングでみんなで集まって
話ができるものが欲しいと思っていました。
こたつがあるので
みんなが集まってくるようになりました」
———————————-
ホットカーペットを選んだ理由
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「一人暮らしだったので
直接火が出ていない、
火事になりにくそうな
暖房器具が欲しいと思いました」
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カーボンヒーターを選んだ理由
—————————————
「脱衣所も洗面所も基本的に立っていますので、
縦長の商品が向いているだろうと思いました」
どうでしょう?
これらは回答の中のほんの一部ですが、使っている場面がありありと目に浮かびませんか?
たとえば1番上の石油ストーブ。
「停電になった時に、
他の暖房器具が使えなくなったので
その時に助かった」
という回答です。
この回答を活用して記事を書くとしたら、私だったらこんなふうに書くかな。
———————————————-
「落雷や災害などで万が一停電になったとき、他の暖房器具が使えなくなっても石油ストーブなら点火することができます。
冬の寒い時期に停電して暖房が全部止まったら…と考えただけでもゾッとしますよね。
お子さんや年配の方だったら体調を崩してしまいかねません。
電源がなくても使える石油ストーブが一台あると、もしもの時にも心強いです」
————————————————-
みたいな訴求ができますね。
(訴求というのは、宣伝・広告などで消費者が買う気を起こすよう訴えかけることです)
また、こたつを選んだ理由としてはこんな声が寄せられていましたね。
「リビングでみんなで集まって話ができるものが欲しいと思っていました。
こたつがあるのでみんなが集まってくるようになりました」
この回答から連想して記事を書いたら…?
————————————————
「こたつって、リビングにあると不思議と家族みんなが集まってきますよね(笑)
こたつがあれば、冬の夜、家族そろってワイワイ話をしたり、みかんを食べながらTVを見たり、ゆったりとした素敵な時間が過ごせそうです♪」
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という感じでしょうか。
3番目のホットカーペットや
4番目のヒーターの回答も、
なるほど一人暮らしだったら火を使わない暖房器具のほうが安心だよね
とか、
確かに横向きのヒーターだとふくらはぎだけ熱いみたいになるよね、
縦向きだったら太ももや腰まで暖かくていいかも。
など、
実際に使っている人の声からは、私一人では思いつかない訴求ポイントがいくらでも出てきます。
こうした「生の声」をあなたのブログの記事の中にそっと忍び込ませることで文章に説得力や厚みが増すというわけです。
「感情」「感覚」がこめられているもの
口コミ・言葉を探すときに注目すること
2つめは、
「感情」「感覚」がこめられているもの。
「感情」や「感覚」がこめられている声にはとにかく臨場感があります。
これも例を挙げてみますね。
—————————————-
ホットカーペットを買ってよかったこと
—————————————-
「足元から暖まるのが
いちばんほっこりとします」
—————————————–
電気マットを買ってよかったこと
——————————————
「コンパクトでも
手触りはフワフワ滑らかなファー状で
裸足でスリスリするのが
とても気持ちいいです」
商品紹介の記事にするときには、「足元から暖まります」と書くよりも、「足元から暖まるとほっこりしますよね(^^)」と書いたほうが暖かさが伝わる感じがしませんか?
また、「フワフワ」「スリスリ」など、使っている人ならではの感覚的な言葉が入っていると、使い心地をよりリアルに想像できると思います。
他製品との比較が書いてあるもの
口コミ・言葉を探すときに注目すること
3つめは、
「他製品との比較が書いてあるもの」
「他の製品と比べてこっちのほうがよかった」と書いてある声は、まさにその「他の製品」を持っている人に刺さると思います。
例を挙げます。
—————————————
オイルヒーターを買ってよかったこと
—————————————-
「エアコンとの大きな違いは
乾燥しないことで、
寝るときに使用すると
朝起きた時に喉が枯れるようなことが
なくなりました」
これを、今まさにエアコンをメインで使っている人が読んだらどう感じるでしょうか。
「確かに!エアコンつけっぱなしで寝たら朝のどがイガイガなんだよね。そっか、オイルヒーターだったらそんなことないのか…」
と考えるかもしれません。
もう一つ。
—————————————-
エアコンを買ってよかったこと
—————————————-
「今までは石油ヒーターを使っていましたが、
灯油を買い足さないといけない事、
寒い中灯油を補充しなければいけない作業が
ストレスでした」
これを、石油ヒーターを使っている人が読んだら…?
「確かに!そうなんだよ!いつも灯油の残量気にして買いに行ったり、灯油を入れに行くのも寒いんだよ!そうか、エアコンならもうその必要もないのか…」
…と思うかもしれませんね。
リアルな声で文章イキイキ♪
こんなふうに、今回タスク形式で集まった回答には、実際に商品を使っている人ならではのリアルな感覚・リアルな言葉があふれていました。
これはお宝です。
自分では思いつかないリアルな言葉を記事の中に散りばめることで、文章がイキイキしてくると思いますし、読者さんに「刺さる」訴求ができるのではないかと思います。
つまり、記事の質が上がるということです(^^)
タスク形式で集めた回答を、
- 実際に使っている場面が描かれているもの
- 「感情」「感覚」がこめられているもの
- 他製品との比較が書いてあるもの
この3つの基準で選んで文章の中に散りばめれば、記事を書くときの助けになってくれそうです。
…と、ここまで読んできて、タスク形式の回答や口コミ記事のためのレビューをいちいちそんなふうに探さなきゃいけないの?
めんどくさいよ〜。
と思った人もいるかもしれませんね。
ですが、読者さんの「知りたい!」に答えることがアフィリエイターの仕事であるならば、少しでも良い仕事ができるよう、ちょっとした工夫はやっぱりどうしても必要です^^;
あるいは、
難しそう、私がやったってできないでしょ
と思った人もいるかも?
そんなあなたはここに書いた全部を取り入れなくても、
- 実際に使っている場面
- 「感情」「感覚」
- 他製品との比較
この中の1つだけでも、ちょっと意識するだけでタスク形式の回答や、紹介したい商品の購入者レビューからずいぶん良い口コミをピックアップできるんじゃないかと思います(^^)
今日お伝えしたことは、必ずしもタスク形式で募集しなければできないことではなくて、紹介したい商品の販売ページにある購入者レビューや口コミを見れば、お宝となるリアルな言葉がゴロゴロと転がっています。
自分の書いた文章にイマイチ説得力がないな〜とかなんか表面的だなとか、そんなふうに感じたことのあるあなたに、ぜひ参考にしてもらえたらと思います(^^)
あとがき
メルマガ3回に分けて、タスク形式の発注を活用する方法についてお伝えしてきました♪
継続的に記事を書いていただく外注さんを探す「プロジェクト形式」での募集が不安だったりめんどくさかったりする人に、
/
私はタスク形式の募集から
外注さんをスカウトしてみたよ〜
\
とお話ししました。
そして、
- 外注さんスカウト
(タスク形式で外注化計画その1)
だけでなく、他にも
- 集まった回答を商品選定のヒントにする方法
(タスク形式で外注化計画その2)
や、
- 実際に商品を使っている人の「生の声」を取り入れることでイキイキした記事が書けるよ
(タスク形式で外注化計画その3)
とお伝えしました。
「タスク形式」の募集は、ワーカーさんとのやり取りが不要なのでカンタンだし低予算でできるし、なにより回答が集まってくるのが楽しい(≧∇≦)b
失敗しても別に大きな損失があるわけでもないので気軽にトライできるのが良いところだなと思います♪
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タスク形式で外注化計画その1〜タスク形式案件で外注さんスカウト!
タスク形式で外注化計画その2〜集計結果を商品選定のヒントに!
それではまた、次のメールでお会いしましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました(*^^*)
伊織
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