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毒母に学ぶアフィリエイト

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こんにちは。伊織(いおり)です。

メールを開封していただきありがとうございます(*^^*)

 

 

* 本日のテーマ *

 

超個人的な話をします。

(軽く毒母の話)

 

 

 

昨日のメルマガのあとがきで、

 

祖母の介護手伝いのため、

来週月曜日から毎日実家に泊まりに行きます、とお話ししました。

 

>> 昨日のメルマガバックナンバーはこちら♪

 

 

すると複数の方から、

・素敵ですね!

・親孝行ですね!

 

などの反応をいただいてしまいました。

(ありがとうございます)

 

 

 

 

でもね、

本当はそんな美談じゃないんです…^^;

 

 

 

 

 

今日のお話は完全プライベートなことしか

書いてないので、

 

興味のない方は

ここでメールを閉じていただいて…。

 

 

 

 

 

 

まぁちょっと聞いてみるか、

と思ったあなただけこの先にどうぞ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

いきなりですけど、

私の母ってちょっと毒親風味でしてね。

 

 

 

 

 

 

けどなんていうか、

 

虐待されたとか

愛情がないとか

意地悪で性格悪いとか

 

そういうわけでもないんです。

 

 

 

 

 

 

 

天然で毒。

ナチュラルに毒。

 

 

(;´∀`)

 

 

 

 

 

 

 

私の母は、

家族で食卓を囲んでご飯を食べてる時、

 

自分一人でペラペラペラペラしゃべってて、

他の家族は誰もしゃべってないのに

 

「うちの食卓には会話が尽きない」

「これが家族団らん」

 

って本気で思ってる人です。

 

 

 

 

子どもの頃、

私や妹が学校のことなんかを

聞いてほしくて話し始めても、

 

母はそれをさえぎって自分の話を始めました。

 

私「今日◯◯ちゃんがね…」

 

母「◯◯ちゃんってどこに住んでる子?

 あ〜、あそこのお家なら知ってるわ。

 お父さんは△△にお勤めで、

 お母さんは〜〜〜〜

 

 そうそう!そういえばこの前ね…(自分の話)」

 

(私の話は宙ぶらりん)

 

 

 

みたいな。


ずっとそんな感じなので、

 

私はいつしか

母に自分のことを一切話さなくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

母は、

 

とにかく自分がしゃべりたい。

自分の話を聞いてほしい人。

 

 


 

 

 

これは今でもまったく同じで、

 

実家に行くと、

 

とにかく母の話を

ずーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーっと!

 

永遠に聞かされ続けます(^_^;)

 

 

 

 

 

 

それがまた、

 

誰々さんがどうしたこうした、

誰々さんのお嫁さんのイトコがどうしたこうした、

誰々さんの体調がどうだこうだ………

 

 

 

はたまた、

 

昨日は何時に起きて何時にこれして

何時にどこどこへ行って何時にご飯食べて…

 

 

 

 

 

 

こんな感じで

 

 

私が会ったこともない顔も知らない人たちの

近況や家族関係や体調についてや、

 

母自身の一日のスケジュールについて

 

延々と、詳しく詳しく話すんですけど、

 

 

 

1ッミリも興味ないし

1ッミリも面白くない(;´∀`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

私は毎週末、実家に行って

介護の手伝いやおかずの作り置きを

してるんですが、

 

実家にいる間じゅう、

母の話を聞かなきゃならないのが

本当に苦痛で。

 

 

 

 

 

 

 

「お母さんは私の話を全然聞いてくれなかったのに、

 

 なんで私だけが

 お母さんの話を聞き続けなきゃいけないの??」

 

って、思ってしまうんですよね。 

 

 

 

 


 

 

 


こんなふうに、母は

言いたいことを言いたいだけしゃべる人なので、

 

自分が良いと思ったものは

私がどんなにいらないと断っても

ものすごいセールストーク(?)で押し付けてきます。

 


高級サプリとか

すっぽん黒酢とか

天然ストーンのブレスレットとか…。

とかとかとか…。

 

 

 

「これ良いものだから!使ってみて!」

「これ伊織のために買ったのよ!」

…って。

 

 

 

 

 

「いらない」

「そういうの興味ない」

と何百回、何千回言ったかわかりませんが、

 

 

 

断ると、

「せっかく買ってあげたのに」

「親以外でここまでしてくれる人いないよ?」

「あんたは冷たい」

 

って私が悪いことになるんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

母からすると、

 

私が良いと思って!

あなたのためを思って!

あなたのためにしてるのに!

どうして断るの?ひどい子!!

 

ってことなんでしょうけども。

 

 

 

 

 

 

まぁ、私にしてみたら

たまったもんじゃないしうんざりなわけです。

 

 

 

 

 

つい先週も、

不っ味そうなどくだみ茶を勧めてきたので

秒で断りましたが笑

 

 

 

 

 

 

 

 

で、

 

「自分がこうしたい!」と思ったら

家族の言うことなんか聞きやしないんですが、

 

 

それならそれで、

一人で気の済むようにやってくれたらいいんです。

 

 

 

 

 

ところが、

 

「私はこうしたい!」

 

だけど

 

「一人じゃできない!(する気もない!)」

 

 

 

っていうんで、

それを全部こっちにかぶせてくるんですね。

 

 

 

 

 

 

 

つい先月も、

 

「2階の部屋のエアコンを付け替えたい」

    ↓

「工事の人が来るから部屋を片付けなきゃいけない」

(母は「捨てられない人」なので汚部屋になってる)

    ↓

「でも一人じゃできない!(する気もない!)」

    ↓

「私や妹に片付けに来てほしい」

 

 

 

 

…ってことがありました。

 

 

 

 

 

 

そもそも、2階の汚部屋なんて

普段使ってないんだから

エアコン買い替える必要なんかないんです。

 

 

だけど、

思い立ったらやらなきゃ気が済まない母。

 

 

 

 

 

私が断っても断っても、

 

あきらめずに何回でも言ってくるのは

目に見えていますし、

 

「あんたたちが泊まれるようにって考えたのに!」

「それを断るなんて!」

 

…とこちらが悪者になるのもいつものパターン。

 

 

 

 

 

 

 

 

結局。

 


妹は泊りがけで帰省し、

私も週末手伝いに行って、

 

汚部屋を片付け、粗大ごみを出し、

エアコンが無事に取り付けられました。

 

 

 

母、ご満悦。

 

 

 

 

 

 

子どもの頃から何十年も

ずっとこんな感じだし、

 

ここには書ききれないエピソードも

それはそれはたくさんあります。

 

 

 

母の言動には何度も傷つけられてきました。

 

 

 

 

私にとって実家って、

苦痛な場所、行きたくない場所なんです。

 

 

 

私は母に何かを相談したこともないし、

困ったときに頼ったこともありません。

 

 

 

母と一緒に買物だの旅行だのなんて、

行きたいとも思いません。

(母は行きたがると思いますが^^; ) 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでくださったあなたは

 

「そんなの断ればいいじゃん」

「嫌なら実家に行かなきゃいいじゃん」

 

と思ったかもしれませんね。

(私も思います)

 

 

 

 

 

でも、それが簡単にできないのが

「家族」の怖いところ。

 

 

 

 

 

「母の言うことを断るのは悪いこと」

と芯まで叩き込まれていますので、

 

 

断ったら断ったで

罪悪感が襲ってきます。

 

 (この罪悪感っていうのが本当にクセモノ)

 

 

 

そして、

こんな母でも私に対して

愛情を持ってくれているのは間違いないし、

 

私も母には家族としての「情」がある。

 

 

 

 

簡単に切り捨てられるものではないんです。

 

 

 

 

 

 

 

で、話はやっと祖母の退院の件に戻ります。

 

 

 

 

祖母は、退院できても、

・中心静脈栄養で24時間点滴の管理

・体位交換

・おむつ交換

 

が必要で、

それらをすべて母が一人で担うのは難しい。

 

 

 

昼間はヘルパーさんや訪問看護師さんに

助けてもらいながらなんとかなりそうだけど、

 

夜間の体位交換やおむつ交換は

家族だけでしないといけません。

 

 

 

 

 

母は、

「絶対に在宅で介護したい!」

「最後は家で看取りたい!!」

 

というわけです。

 

 


 

だけど

 

「一人じゃできない!(する気もない!)」

 

 というわけ。

 

 

 

 

 

 

 

そして、

 

「伊織が手伝えないっていうなら

 おばあちゃんは施設にお願いするしかない。」

 

「それは仕方ないよね…」

 

って。

 

 

 

 

 

 

 

これ、ずるいと思いませんか?

 

 

 

母は祖母を在宅介護したい。

祖母も自宅で過ごすことを望んでいる。

 

それが叶えられるかどうかは

伊織の判断にゆだねる。

 

って。

 

 

 

 

 

 

 

私が手伝うということは、

 

私は自分の家庭や自分の時間や体力に

ぐぐぐーっと負担をかけることになります。

 

家事も、子ども(手がかからないとはいえ)も、

そして仕事もありながら毎日実家に通うのは

楽なことではないでしょう。

 

なにより毎日毎日母と顔を突き合わせて

母の話を聞かなきゃなりません。

(実はこれが一番の負担^^; )

 

 

 

 

 

 

 

一方、私が断れば、

 

私の生活は守られるかもしれないけれど、

 

私が祖母を施設に入れてしまった」という

強い罪悪感が残ります。

 

 

 

 

この場合母は、

 

「伊織が無理だって言うんだもの、

 仕方ないよね」

 

って私のせいにできますよね。

 

 

 

 

 

 

結局。

 

私は自分の負担と罪悪感を天秤にかけて、

負担を負う方を選びました。

 

 

 

 

 

 

子どものころ、

 

私の身の回りの世話をしてくれたり、

一緒の布団で寝かしつけてくれたり、

ご飯やお弁当を作ってくれたり、

家で「おかえり」と言ってくれたのは

 

祖母でした。

 

 

 

だから、

「家で過ごしたい」という祖母の願いを

叶えてあげたいと思う気持ちも本心です。

 

 

介護もしてあげたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

でも。

私だったら。

 

 

 

 

私だったら、

 

自分の子どもに、自分の母親の介護をしてくれと

頼んだりはしません。

 

 

自分の家庭、自分の生活を持っている子どもに、

家庭を置いて実家に毎晩泊まりに来てくれと

頼んだりはしません。

 

 

 

自分が一人で介護をするのが無理であるなら、

それは自分のキャパを上回ってることだからと

 

自分の限界として受け止めて、

自分の責任で親を施設に預けます。

 

そして罪悪感は自分でかぶります。

 

 

 

責任と罪悪感を子どもに押し付けたりはしません。

 

 

 

 

 

 

「在宅介護をしたい」と言い張りながら

責任も罪悪感も負担も私に押し付ける母は、

ずるくて弱い人間だと思います。

 

情けないとも思う。

 

 

 

 

でもそれを

切り捨てて距離を取ることのできない私もまた、

どっちつかずの弱い人間なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、

今回の「親孝行」の顛末です。

 

 

孝行でもなんでもない。

 

 

私は自分の罪悪感から逃れるために、

実家になんて行きたくないけど行くっていう、

 

それだけの話だったのでした。

 

 

 

書いてたらめっちゃ長くなってしまった!!

もっと役立つ話を長く語れよって感じですよね^^;

 

 

 

ここまで読んでくださって、

本当に本当にありがとうございました。

 

伊織(いおり)

 

 

 

あとがき

 

私ね、ありがたいことに、

「文章がわかりやすい」って

言っていただくことが多いんです。

 

 

 

これ、実は母のおかげなんですよね。

 

 

 

母の話って、

 

・主語がない

・目的語がない

・時系列がバラバラ

・こっちが興味なくてもかまわず話し続ける

・こっちがいらないと言ってるのに押し付ける

 

↑こんな感じなんですよ。

 

 

 

だから、

 

何の話してるのか全然わからないし、

聞くのが苦痛だし、

 

母が何かを勧め始めたら反射的に「いらない!」って

思ってしまうんですよね。

 

 

 

 

それでね、

私は昔っから、話すときも書くときも、

全部この反対を心がけてるんです。

 

・主語を入れる

・目的語を入れる

・時系列を整える

・相手の興味に合わせて話す

・相手がいらないものを無理に勧めない

 

 

これってめっちゃ

ライティングで重要なことじゃないですか!?


 

母の話を聞くのは本当に苦痛なんですが、

でも、ブログ運営やメルマガを書くのに

ものすご〜く役に立ってます。

 

ありがとう、毒母(-人-)

 


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